毛穴と聞こえると「私のこと?」と意識する
鼻のボツボツが目立つ
毛穴が黒ずんでる気がする
こんな事ありませんか?
知らんぷりしないでください。意識し始めると止まらないのが毛穴の悩みです。毛穴の原因とケアについて説明していきます。
毛穴の種類とその原因
大きく分けると開き毛穴、たるみ毛穴という恐ろしい名前の毛穴、二つです。正式名は知りません。でもこれで十分通用します。痛いくらい通用します。知らない人は知らないフリをしているだけです。
開き毛穴は皮脂の分泌が多すぎる事で出来る事が多く、皮脂で毛穴のつまりが起こる事もあります。たるみ毛穴は拡大して見ると、斜め下を向いていて、楕円形の毛穴です。
イメージとしては、開き毛穴は鼻、たるみ毛穴は頬に出来る感じです。たるみ毛穴はある程度の年齢のなると急に目立つ毛穴です。
その前に!!
毛穴が悪者の代表みたいに言われていますが、ここで強く言っておきます。皮脂はお肌を守る大切な成分です。ここを忘れないでください。そして・・・
毛穴は皮脂を分泌する大切な存在です。
毛穴は皮脂を分泌する大切な存在です。
毛穴は皮脂を分泌する大切な存在です。
大切なので三回w
そんな大切な毛穴ですが、目立ちすぎると邪魔な存在になります。若い頃は皮脂の分泌が盛んなので、毛穴を目立たせてしまいます。
ザラザラした毛穴は皮脂だけでなく、角質が毛穴をふさぐ事によって起こります。若い子の毛穴の話はここまでです。
ここからが、「ある程度の年齢」の方のコーナーです。
加齢によって潤いがなくなってくると、毛穴の部分がへこんでしまい、さらに毛穴が目立つようになります。
毛穴の黒ずみは汚れではありません。
黒ずみはどうも清潔にしていないから目立つと思われがちです。皮脂や角質が毛穴につまり、酸化すると黒ずんで見えます。皮脂量が多い部分に目立ちます。特に鼻が目立ちます。また産毛のせいで黒く見える事もあります。
さて、問題のたるみ毛穴です。
お鼻の毛穴が気になるのは若い頃です。年齢とともに、いやーな気持ちになるのは頬の毛穴です。乾燥が大きな原因ですが、お肌のハリがなくなる事も関係しています。形も不愉快な楕円形。これがたるみ毛穴です。
顔全体にある脂肪のたるみ、表情筋の衰え、弾力成分のコラーゲンの減少が原因とされています。
若い頃 お鼻 (開き毛穴)(皮脂、角質のつまり)
40代以降 お鼻と頬 (開き毛穴)(たるみ毛穴)(乾燥、ハリが原因)
強い洗顔料には注意!
毛穴の黒ずみが気になるのは分かります。でも皮脂や角質を取ろうとして、強い洗顔料で洗うと危険です。また必要以上のピーリングもNGです。お肌に必要な量の皮脂も取ってしまうのです。
そうなると、お肌のバリア機能まで失い、乾燥がひどくなったり、さらには毛穴が今までより目立つようになったりします。クレンジング、洗顔は思っているより強い成分が入っていることが多いものです。
「洗顔はその日の汚れを落とすだけ」こんな気持を持つ事が大切です。常識的にピーリングは週に一度で十分です。
↓
必要な量の皮脂も取ってしまう
↓
バリア機能が無くなる
↓
乾燥肌へまっしぐら
↓
今より毛穴が目立つようになる
↓
アウト
毛穴のケアは、どうしたらいいの?
一度に取ろうと思わずに、毎日コツコツケアする事が大切です。
なんだつまらない・・・こんな声が聞こえそうですが、急激なお肌の変化は良いことはありません。
気になる部分だけケアしたい気持ちはよーーーーーく分かります。
気になる部分だけ「強く洗う」→NG
気になる部分はていねいに、念入りに洗う→OK
お鼻が気になる人はお鼻だけていねいに。その他の部分は軽めに洗って、皮脂を取りすぎない事が大切です。
洗顔、保湿、UVケア
この三つを毎日コツコツ実践するのが遠いようで近道です。根気は必要ですが、継続していけばお肌は間違いなく
変わっていきます。
たるみ毛穴(特にほほ)にはマッサージも効果的です。
たるみ毛穴は特に頬に存在します。マッサージや顔の筋肉を動かす事で改善の方向へ向き始めます。
・髪の毛も一緒に持ち上げる気持ちでマッサージ
勿論、やさしくです。
さらに顔の表情筋を動かしてください。
・大きく目を開く
・大きな口を開ける
・ぎゅっと口を閉じる
おまけ
冗談みたいですが、表情筋を使いますからね。
もう何年ウインクをしていませんか?
40代は更年期世代です。
精神的にも、体力的にも辛い時期です。そんな時って、話す時、そして笑う時でさえ、表情が少ない人が多すぎます。
テレビできれいだなと思う人をよく観察してみてください。みんな表情豊かです。
大げさなくらい、表情豊かにしてみてください。自分では「かなり」と思っていても、周りから見るとそれほど大げさに感じません。
マッサージ
表情筋を動かす
これを意識してみてください。
毛穴に期待できる成分
※たるみ毛穴に向いている成分
レチノール
ビタミンC誘導体
プラセンタ
保湿成分
ヒアルロン酸
セラミド
プロテオグリカン
など
※開き毛穴に向いている成分
ビタミンC誘導体
プラセンタ
皮脂の分泌を抑える成分
ライスパワーNO6など
成分の説明
レチノールはビタミンAの成分で、年齢肌用の化粧品にはよく見られます。
皮脂の抑制
コラーゲンなどを作る細胞を活発にする
このあたりが有名です。加齢によって劣化したお肌にハリを与える期待が出来ます。しかしレチノールは刺激が強く、お肌が荒れてしまう事が多いのが欠点でした。実感度が高くても、お肌に刺激があると考えますよね?
プラセンタ
コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどの保湿成分を作る細胞を増殖します。この細胞を線維芽細胞(せんいがさいぼう)と言います。ターンオーバーを促進してお肌の生まれ変わりを早めます。プラセンタ美容液はかなりいい感じです。
ビタミンC誘導体
コラーゲンの生成の促進
抗酸化作用
皮脂の抑制
美白への期待
しみ予防
などプラセンタと同様に注目の成分です。
ライスパワーNO6
先日、NHKで取り上げられていました。お米から抽出した成分で皮脂の分泌を抑える事が認められている成分です。
洗顔、保湿という地道なケアをおすすめしますが、どうしても何か化粧品でケアしたい方もいるはずです。
最も実感度が高いと評判がいいのはプラセンタです。サプリと比較すると実感度は早めだと言われています。
毎日、しっかり忘れずに使用出来る人ならおすすめします。時々忘れるような人は、使わないほうがいいでしょう。無駄遣いです。
まとめ
毛穴ケア
・毎日のていねいな洗顔
・保湿対策
・UVケア
この三つを忘れずにコツコツとケアする事が大切です。
注意する点
強い洗顔剤
ピーリング剤
毛穴パック
皮脂が多い人は化粧水だけで終わらせてしまう人が多いと聞きます。
保湿クリームとか美容液はさらに皮脂が目立ってしまうと考えているのかもしれません。皮脂が多くても、お肌は乾燥している事が多いのです。不思議な感じがしますが、本当の事です。
お肌が乾燥すると皮脂がたくさん出ます。保湿ケアはしっかりしてください。
洗顔についてもう一度。
洗顔はその日の汚れを落とす事が目的です。
ていねいに優しく洗顔してください。
キュキュット言わなければ気がすまない
そんな人もいますが洗顔は優しくこれが基本です。